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Vol. 01 一緒になって遊びませんか、一面のぶどう畑で。「農作業小屋が完成するので、そのお祝いをやりたい」と、20世紀も残りわずかとなったころ、「ルンズ・ファーム」の代表、永澤徹さんからの電話があった。 20世紀の仕事をすべて終え、赤城山の西側斜面の「ルンズ・ファーム」に駆けつける。 「30分ほど前に大工さんが帰ったところ」という小屋は、木の香りが漂い、何となく心地良い。 集まったのは小生と前橋在住の絵本作家の野村たかあきさん。 心地良いのは新築の農作業小屋ということだけではない。下の写真をご覧いただきたい。
これが4.8ヘクタールという広大な「ルンズファーム」からの大パノラマなのである。正面が榛名山、それから右奥に万座山、草津白根山、天気が良ければ横手山、さらに右に白砂山、そして小野子山と子持山。この二つの間に苗場山。榛名山の左には妙義山、荒船山。その奥に八ヶ岳、蓼科の山々。金峰山から今の時期なら富士山まで望める。 夜になればぶどう畑のすぐ下から美しい夜景が渋川から高崎方面までだ。特に正面の榛名山中腹の伊香保温泉から渋川の街までは、まるで噴火口から吹き出た火砕流でも流れているかのように見える。周囲は赤城山の自然。こんな環境の中で、この春植えるぶどうの苗木が育っていく。 「人がいつでも、自由に集い、働き、遊べる。思い思いのひと時を思いのままに過ごせる」永澤さんがつくりたい「ぶどう畑」のコンセプトだ。それは永澤さんが、その仲間や、今月から募集する「ルンズ・ファーム倶楽部」の会員たちとともに遊べる「場」となる。 とにかくこの「ぶどう畑」を訪れることによって、こころとからだが癒される。 小さな農作業小屋だけの大地に、間もなくバラが咲き、ハーブが香り、ロッジや素敵なレストランも併設され、ギャラリーでの展覧(示)会、コンサートなども計画されていく。 50歳を過ぎた今、21世紀が、楽しくなりそうだ。 野村 幸男(みにむ編集長) |
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