Lun's-Farm.com

朝日新聞 2001年(平成13年)1月5日(金)

大地の恵み感じたい

赤城にワイン用ブドウ園 埼玉の元会社員が発起


 赤城山ろくの赤城村溝呂木で、ワイン用のブドウを育てる農園づくりが、4月から始まった。
「ルンズファーム赤城ぶどう園」。雑草を刈り取って土を耕し、4月半ばに苗を植える。最初の収穫は5年後になる見通しだが、農園主の永澤徹さん(53)は、苗を植える前に会員制のクラブを作る予定で、「大地の恵みに満ちたおいしいブドウを、たくさんの仲間と育てたい」と夢を語る。

 約5ヘクタールの及ぶ農園は、標高560メートルの穏やかな斜面に広がる。ブドウの栽培に適した日当たりと水はけのよさに加え、天気がいい日には遠く富士山も見える絶好の眺めが自慢だ。

 もともと会社員で、家は今も埼玉県所沢市にある永澤さん。「子育てに一区切りつく、50歳を過ぎたら農業に転じよう」と決めていたそうで、昨年、この土地を買った。

 31歳の時に交通事故に遭い、リハビリに5年かかった。「その苦しい経験が、命の原点である土と水、太陽と共にある生き方を、強く意識させた」ブドウ園に決めたのは、知的障害者が働く栃木県足利市のワイン醸造場「ココ・ファーム・ワイナリー」の影響が大きい。12年前に初めて訪れたとき、人々が真っ黒に日焼けして立ち働く姿に感動した。その後も毎年収穫祭を手伝うようになり、数年前からは相談役にもなった。

 ルンズ・ファームの造成にあたっては、土壌や気候に合わせ、慎重に育てる品種を選んだ。「日本ではほとんど栽培されていない品種」という。植える苗木は約1万2千本。品質を高めるために、収穫量は1ヘクタールあたり12トンに抑える。醸造は、ココ・ファームワイナリーに託す。

 「農園は人と人、人と自然の触れ合いをはぐくむ場にもしたいんです」と永澤さん。農繁期に会員が使えるロッジを造り、緑の中で気ままに過ごしながら、汗を流せるようになれば、と夢をふくらませる。

 「金をため、物を増やす暮らしは、もういい。農園で五感を使い、心や体に栄養をためたい」。永澤さんは、実りの季節を心待ちにしている。

戻る

Site Navi   ホームプライバシーポリシー
初めての方はご覧下さい ぶどうとわたしわたしのひとりごとルンズの仲間達
随時更新のコンテンツ ルンズのアルバムルンズ通信メディア紹介の履歴
ただいま募集中です ルンズ・ファーム倶楽部入会のお申込み美容液代理店(者)様
自然の恵みから ルンズ美容液
ご連絡・お問い合わせ 所在地・連絡先お問い合わせフォーム
その他 リンクサイトマップ
E-Mailでのお問い合わせは、お気軽にこちらまでどうぞ。 info@luns-farm.com
Copyright © 2001-2005. Lun's Farm Vineyard Akagi. All rights reserved.