群馬県版 日本農業新聞 2001年 5月11日掲載
仲間と酌み交わす夢
2005年秋の収穫を目標に、2.8ヘクタールの畑でブドウの苗植え作業が始まった。
赤城村溝呂木でワイン醸造用のブドウ栽培に取り組むのは永澤徹さん(53)。
最高品質のブドウ作りと仲間作りを目指す永澤さんは、さまざまな経験を経て53歳を過ぎたころ、今後の人生をブドウとともに生きることを決心。
一族がみな農家という環境に生まれた永澤さんにとって、農業経験のない不安より、農家になりたい希望が勝った。
ワイン用ブドウ栽培に必要なすべての条件を満たす土地を探して、永澤さんの挑戦は続いた。
やがて、赤城山西ろくのこの地に出会い、専門家が求める厳しい水準もクリア。
多くの友人や仲間たちが、永澤さんの夢に賛同。
開墾や支柱立て、苗の植え付けなどの作業を手助けする。
「私は、本当の農家になりたい。日本は適地適作で付加価値の高い農産品を輸出し、
他国の穀類などと交換するグローバルな食料自給率向上もあるのではないか」と話す。
ブドウ畑で仲間とともに穏やかに過ごす。そして、おいしいワインを酌み交わす・・・。
永澤さんの夢は広がる。(赤城村)
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